2012年03月12日
最新情報
〇2012年9月29日(土)<TUG>FIRST.lab‐森‐にて上映されました。
〇2012年4月27日(金)日時計の丘自主映画上映会(福岡県福岡市)にて上映されました。
〇『森男』DVD発売開始しました。
収録内容「本編」「メイキングオブ森男」「協賛企業CM」
500円
こちらより購入できます。 http://mif.jpn.org/cartpro/cart.cgi
〇2012年2月12日(日)小坂本町一丁目映画祭Vol.10にて初上映されました。
〇2012年4月27日(金)日時計の丘自主映画上映会(福岡県福岡市)にて上映されました。
〇『森男』DVD発売開始しました。
収録内容「本編」「メイキングオブ森男」「協賛企業CM」
500円
こちらより購入できます。 http://mif.jpn.org/cartpro/cart.cgi
〇2012年2月12日(日)小坂本町一丁目映画祭Vol.10にて初上映されました。
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02:00
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2012年02月04日
ストーリー
森男は、豊田市の過疎化の進む山間地域で母親と2人暮らしをしている。職場は街中だが、通勤は車で1時間半かかる。
森男は、彼女ができないのも、結婚できないのも田舎暮らしのせいだと思っている。母親と街中に引っ越そうと思っているが母親は乗り気ではない。田舎の閉塞した近所付き合いや、消防団の付き合いも、森男にとってはうっとおしい。
森男は、ふとしたことで参加した合コンで、ある女の子と知り合う。彼女からの誘いに森男は興奮する。
だが、そんな森男を”森”は許さない――。
森男は、彼女ができないのも、結婚できないのも田舎暮らしのせいだと思っている。母親と街中に引っ越そうと思っているが母親は乗り気ではない。田舎の閉塞した近所付き合いや、消防団の付き合いも、森男にとってはうっとおしい。
森男は、ふとしたことで参加した合コンで、ある女の子と知り合う。彼女からの誘いに森男は興奮する。
だが、そんな森男を”森”は許さない――。
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05:34
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2012年02月04日
フルクレジット
キャスト
森男/近藤 淳
森男の母/柴田 槇子
紀子/寺部 さやこ
消防団員/石本 ひろゆき 有村 芳暢 古場 尚雅
森男の同僚/中野 富士雄 小池 史祥
森男の上司/足立 いちよう
仕事の相手先/足立 和久
不動産屋店員/柑子木 美帆 田畑 穂乃佳
合コン女子/丸尾 典子 内山 香
通行人/高瀬 和真
研修講師/加藤 啓司
医師/桑本 崇史
研修参加者/天野 辰也 いこたん 上野 健一 奥村 雄一 夏 帆 玩 紅 酒井 眞理 榊原 愛 坂本 由佳 高見 正成 田畑 祥子 名嶋 美和 名嶋 浩 新田 宏治 藤原 由真 村瀬 初音 吉村 友希 矢田 量子
重光/鈴木 ただし
スタッフ
監督 脚本/清水雅人
撮影/原田健太郎
録音/堂山紗苗 伴野悠吏
助監督/蘭 墨司
ヘアメイク/岩井菜摘
撮影助手/髙仁麻美
録音助手/杉本康貴
人形作成/柑子木美帆
応援/中川雄一朗 洞 泰志 國武清隆 塚本哲弥 高田 勝 竹内宏司 岩松 顯
音楽/蘭 墨司
メイキング撮影/魚澄芳孝
協力/セイユーコンサルタント㈱ 崇化館交流館 カフェチャンプール コモスクエア とよた市民活動センター きたまちクリニック 堀家 清水家 魚澄芳孝 名古屋工学院専門学校 バーサス・プロダクション D.I.R.プロモーション ㈱ステラ 本多秀麿 古川良則
協賛/ありらん食堂 alex republic エフエムとよた コラボプラス 紫翠閣とうふや 四季あじ暦山路 蕎麦つちや テレビとよた BALSE ブーケ・デ・トーン フューネ 飲み喰い処ろく
後援/公益財団法人豊田市文化振興財団
愛知県文化活動事業費補助金補助対象事業
製作/M.I.F.
森男/近藤 淳
森男の母/柴田 槇子
紀子/寺部 さやこ
消防団員/石本 ひろゆき 有村 芳暢 古場 尚雅
森男の同僚/中野 富士雄 小池 史祥
森男の上司/足立 いちよう
仕事の相手先/足立 和久
不動産屋店員/柑子木 美帆 田畑 穂乃佳
合コン女子/丸尾 典子 内山 香
通行人/高瀬 和真
研修講師/加藤 啓司
医師/桑本 崇史
研修参加者/天野 辰也 いこたん 上野 健一 奥村 雄一 夏 帆 玩 紅 酒井 眞理 榊原 愛 坂本 由佳 高見 正成 田畑 祥子 名嶋 美和 名嶋 浩 新田 宏治 藤原 由真 村瀬 初音 吉村 友希 矢田 量子
重光/鈴木 ただし
スタッフ
監督 脚本/清水雅人
撮影/原田健太郎
録音/堂山紗苗 伴野悠吏
助監督/蘭 墨司
ヘアメイク/岩井菜摘
撮影助手/髙仁麻美
録音助手/杉本康貴
人形作成/柑子木美帆
応援/中川雄一朗 洞 泰志 國武清隆 塚本哲弥 高田 勝 竹内宏司 岩松 顯
音楽/蘭 墨司
メイキング撮影/魚澄芳孝
協力/セイユーコンサルタント㈱ 崇化館交流館 カフェチャンプール コモスクエア とよた市民活動センター きたまちクリニック 堀家 清水家 魚澄芳孝 名古屋工学院専門学校 バーサス・プロダクション D.I.R.プロモーション ㈱ステラ 本多秀麿 古川良則
協賛/ありらん食堂 alex republic エフエムとよた コラボプラス 紫翠閣とうふや 四季あじ暦山路 蕎麦つちや テレビとよた BALSE ブーケ・デ・トーン フューネ 飲み喰い処ろく
後援/公益財団法人豊田市文化振興財団
愛知県文化活動事業費補助金補助対象事業
製作/M.I.F.
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04:04
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2012年02月04日
キャストスタッフ紹介

森男/近藤淳
東京・横浜を中心に舞台、映画等で活躍後、数年前に豊田に帰郷。M.I.F.オーディションに参加し、主役に抜擢される。ほぼすべてのシーンに登場し、複雑な森男の心情を演じきった。

森男の母/柴田槇子
豊田の老舗劇団ドラマスタジオ所属。長年豊田の演劇界をリードしてきた重鎮。清水監督作では『箱』『少したのしい』に続き3作連続の出演となる。

紀子/寺部さやこ
豊川で活動する劇団『今さら』劇団部所属。M.I.F.オーディションに参加し、紀子役に抜擢。映像出演は初めてながら、清楚感がありつつ裏のある女の子役を好演。

消防団員1/石本ひろゆき(写真中央)
岡崎で活動する劇団オカラ座主宰、その他にも岡崎にてさまざまな活動を行っている。演出家。映像出演は、清水脚本、岩松顕監督作『幸福な結末』に続き2作目。
消防団員2/有村芳暢(写真右)
地元バンド「TOYOTA CITY TRIBE」で活動のかたわらM.I.F.オーディションに参加。演技初挑戦ながら消防団員役を好演。
消防団員3/古場尚雅(写真左)
学生時代に福岡で演劇活動した後、来豊。とよた演劇アカデミー受講後、劇団カレイドスコープに参加。自らも映像製作を手掛けるなど幅広い活動をしている。

森男の同僚1/中野富士雄
学生時代に演劇活動をし、卒業後M.I.F.オーディションに参加。2010年M.I.F.製作『ノスタルジック・ドラゴン』(植田ya素彦監督)主演に抜擢され、M.I.F.作に連続出演となる。

森男の同僚2/小池史祥
「面白そうだから」とM.I.F.オーディションに参加。演技初体験ながら飄々とした役を自由に演じた。
監督・脚本/清水雅人
30歳の時にパソコンの購入をきっかけに映画製作を開始。『公務員探偵ホーリー』『How to Sex』『公務員探偵ホーリー2』『エレベーターミュージカル』『8月じゃないみたい』『箱』『少したのしい』に続き本作が監督8作目。『幸福な結末』『MIHO』(2013年公開)の脚本も務める。M.I.F.代表。
撮影/原田健太郎
東京でのテレビ制作の仕事後、豊田に帰郷。M.I.F.に参加し『ザ・ワンダフル・ファミリー』『渡刈の晩ごはん』『豊田市駅前七福ショッパーズ』など数多くの撮影を手掛ける。本作において映画作品では初めて清水とタッグを組み、撮影・照明・合成など技術面を統括した。
助監督・音楽/蘭墨司
音楽制作をするかたわらM.I.F.に参加。本作では助監督と音楽を担当。サスペンス感あふれるオリジナル音楽を提供した。
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03:10
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2012年02月04日
ロケ地紹介
『森男』はほぼ豊田市内で撮影されました。
ロケ地を登場順に紹介します。

崇化館交流館
豊田市中心地にある市施設の公民館です。2階の大会議室の中とロビーをお借りして映画オープニングの研修シーンを撮影しました。

平成記念橋
森男の帰宅シーンで使いました。街灯のアーチなど夜景のきれいな橋です。

勘八峡
これも森男の帰宅シーンで使いました。ラブホテル2つが後ろに見えるロケーションが気に入って。
森男の家は「能見地区」という架空の設定ですが、場所としては勘八峡をとおって旭地区方面への帰宅を想定しています。

とよた市民活動センター
豊田市駅前松坂屋上階にあるとよた市民活動センターの事務室をお借りして撮影しました。M.I.F.はとよた市民活動センターの登録団体でもあり、打ち合わせ等色々使わせてもらってます。

カフェチャンプール
豊田市駅近く若宮駐車場近くにあるお店です。無国籍風のおしゃれな店内を合コンシーンと森男と紀子のデートシーンで使わせてもらいました。

豊田市駅前
どこか1ヶ所くらい豊田とはっきりわかる場所で、と思い、豊田市駅前、コモスクエア前の歩道で、合コン後のシーンを撮影しました。こうやってみると、いい景観ですよね。

愛知環状線篠原駅
保見地区にある駅です。高架の駅、駅前の小さなロータリーと、田舎の寂しい駅の感じがよく出てます。実は、M.I.F.前作『カエルの子がカエル』でもこの駅がたくさん出てきます。

猿投山
猿投神社の奥、猿投山登山道の入り口付近で撮影しました。デイシーンも、森男が逃げ惑うナイトシーンも同じ場所で撮影しました。夜はさすがに真っ暗で怖かったですね。

セイユーコンサルタント
豊田市役所の北側にある実際の不動産屋さんをお借りして撮影しました。

旭地区小渡町の矢作川畔
森男の車が水没するシーンを撮影しました。夏場の昼間はバーベキューとかよくやってますね。ちなみに車は合成です。実際に水没させてません。

矢作ダム近く
旭地区の岐阜県境にある矢作ダムの近くです。森男が森をさまよった後に出てくるシーンで使いました。

森
メインビジュアルのこの森も、矢作ダム付近の森です。杉植林の整然とした森が、風ではげしくなびいているいいカットが撮れました。
ロケ地を登場順に紹介します。

崇化館交流館
豊田市中心地にある市施設の公民館です。2階の大会議室の中とロビーをお借りして映画オープニングの研修シーンを撮影しました。

平成記念橋
森男の帰宅シーンで使いました。街灯のアーチなど夜景のきれいな橋です。

勘八峡
これも森男の帰宅シーンで使いました。ラブホテル2つが後ろに見えるロケーションが気に入って。
森男の家は「能見地区」という架空の設定ですが、場所としては勘八峡をとおって旭地区方面への帰宅を想定しています。

とよた市民活動センター
豊田市駅前松坂屋上階にあるとよた市民活動センターの事務室をお借りして撮影しました。M.I.F.はとよた市民活動センターの登録団体でもあり、打ち合わせ等色々使わせてもらってます。

カフェチャンプール
豊田市駅近く若宮駐車場近くにあるお店です。無国籍風のおしゃれな店内を合コンシーンと森男と紀子のデートシーンで使わせてもらいました。

豊田市駅前
どこか1ヶ所くらい豊田とはっきりわかる場所で、と思い、豊田市駅前、コモスクエア前の歩道で、合コン後のシーンを撮影しました。こうやってみると、いい景観ですよね。

愛知環状線篠原駅
保見地区にある駅です。高架の駅、駅前の小さなロータリーと、田舎の寂しい駅の感じがよく出てます。実は、M.I.F.前作『カエルの子がカエル』でもこの駅がたくさん出てきます。

猿投山
猿投神社の奥、猿投山登山道の入り口付近で撮影しました。デイシーンも、森男が逃げ惑うナイトシーンも同じ場所で撮影しました。夜はさすがに真っ暗で怖かったですね。

セイユーコンサルタント
豊田市役所の北側にある実際の不動産屋さんをお借りして撮影しました。

旭地区小渡町の矢作川畔
森男の車が水没するシーンを撮影しました。夏場の昼間はバーベキューとかよくやってますね。ちなみに車は合成です。実際に水没させてません。

矢作ダム近く
旭地区の岐阜県境にある矢作ダムの近くです。森男が森をさまよった後に出てくるシーンで使いました。

森
メインビジュアルのこの森も、矢作ダム付近の森です。杉植林の整然とした森が、風ではげしくなびいているいいカットが撮れました。
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02:53
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2012年02月04日
プロダクションノート(製作過程)
2008年
M.I.F.企画会議に『森男』提出される。清水による初稿執筆。企画却下。
2010年
M.I.F.企画会議に『森男』再提出。企画採択。2011年の製作を予定。
2011年4月
製作始動。
7月16・20日
第5回M.I.F.オーディション開催。『森男』キャスト・スタッフ募集
8月
キャスティング会議。出演者18人の内16人をM.I.F.オーディションからキャスティング。母親役の柴田槇子と消防団員役の石本ひろゆきは別オファー。
9月~10月
ロケハン。すべて豊田市内での撮影地を決定する。
シナリオ2稿執筆。2稿を決定稿とする。
10月
リハーサル。5日間をかけて全キャストのリハーサルを行う。
11月20日~2012年1月8日
全9日間による撮影。(撮影日誌参照)
撮影1日目http://mif.boo-log.com/e165164.html
撮影2日目http://mif.boo-log.com/e165507.html
撮影3日目http://mif.boo-log.com/e167334.html
撮影4日目http://mif.boo-log.com/e167854.html
撮影5日目http://mif.boo-log.com/e167855.html
撮影6日目http://mif.boo-log.com/e168325.html
撮影7日目http://mif.boo-log.com/e169662.html
撮影8日目http://mif.boo-log.com/e169663.html
撮影9日目http://mif.boo-log.com/e176284.html
1月
ポストプロダクション。監督による編集作業及びカメラマンによる合成シーン作成。
1月28日
関係者試写。撮影打ち上げ。
2月4日
最終調整を終え、完成。
2月12日
小坂本町一丁目映画祭Vol.10にて初上映。
M.I.F.企画会議に『森男』提出される。清水による初稿執筆。企画却下。
2010年
M.I.F.企画会議に『森男』再提出。企画採択。2011年の製作を予定。
2011年4月
製作始動。
7月16・20日
第5回M.I.F.オーディション開催。『森男』キャスト・スタッフ募集
8月
キャスティング会議。出演者18人の内16人をM.I.F.オーディションからキャスティング。母親役の柴田槇子と消防団員役の石本ひろゆきは別オファー。
9月~10月
ロケハン。すべて豊田市内での撮影地を決定する。
シナリオ2稿執筆。2稿を決定稿とする。
10月
リハーサル。5日間をかけて全キャストのリハーサルを行う。
11月20日~2012年1月8日
全9日間による撮影。(撮影日誌参照)
撮影1日目http://mif.boo-log.com/e165164.html
撮影2日目http://mif.boo-log.com/e165507.html
撮影3日目http://mif.boo-log.com/e167334.html
撮影4日目http://mif.boo-log.com/e167854.html
撮影5日目http://mif.boo-log.com/e167855.html
撮影6日目http://mif.boo-log.com/e168325.html
撮影7日目http://mif.boo-log.com/e169662.html
撮影8日目http://mif.boo-log.com/e169663.html
撮影9日目http://mif.boo-log.com/e176284.html
1月
ポストプロダクション。監督による編集作業及びカメラマンによる合成シーン作成。
1月28日
関係者試写。撮影打ち上げ。
2月4日
最終調整を終え、完成。
2月12日
小坂本町一丁目映画祭Vol.10にて初上映。
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2012年02月04日
監督インタビュー
――まずは、『森男』の企画過程を教えてください。
M.I.F.では、毎年製作映画の企画コンペをやるんです。次のM.I.F.作を決めるための。メンバーなら誰でも企画提出できて、メンバーみんなで決めます。
で、2008年の時に、自分も1つ出すかな、企画の本数が少ないとさみしいので賑やかしでと。それで、当時職場が山間部の方で、仕事から車で帰る30分くらいの間でなんとなく考えたんですね。山の中を車が走るイメージで。そしたらなんとなくすっとストーリーができたんです、終わりのオチまで含めて。ああ、いい感じだなぁ、と企画書を出した。
その時の企画会議では、最終の3本には残って、初稿を書いて(これも案外スルスルっと書けて)、でも結局次回作には決まらなかったんです。でもね、なんか今までの自分の作品と違って、とてもニュートラルにポッと企画やシナリオも書けて、段々「これやりたいなぁ」という気持ちが強くなりまして、次の年にもう1回企画提出して、それで製作が決まったんです。
――本作のコンセプト、特徴は?
私の過去2作は、『箱』『少したのしい』となるんですが、今回は、過去2作とまったく逆のやり方でやりたいってのは大きなコンセプトでした。
製作面と内容面と両方あるのですが、製作面においては、過去2作は、M.I.F.を設立して、よりクオリティの高い作品作りのために、プロデューサーを立てるとか、スタッフを分業制にするとか、シナリオをちゃんとみんなで練るとか、そういうコンセプトでやってきたんですね。それでその成果は十分あった。いろんな監督が作ってもM.I.F.作としてある程度のクオリティは保てるというかね。
前作の『少したのしい』はその集大成的でして、スタッフは人材育成も兼ねて各担当にメインと助手といて、キャストも多くて、ロケ地も地元製作っていうことで色んな場所で撮影しまして、キャストスタッフ合わせると常に30人くらいいて、1日に撮影が何ヵ所もあって大移動するっていう自主映画にしてはかなり大きなパジェットだったんです。
ただ、パジェットが大きくなると、どうしても撮影がタイトになるし、自由がきかなくて「ああ、こういいう大きいパジェットはしばらくやらなくていいな」と思ったんです。だから、次回作はとにかく小さくて小回りの利く形にしたいというのはありました。
内容については、企画を思いついた段階では、私は色んなジャンルの映画をやってみたいってのがあって、今までやったことのないホラーっていうかサスペンス感のあるものがやりたいってのがあった。
それとね、これは多分にあとづけなんですが、自分たちの映画製作やその他の活動をアピールする時に、「地方でもこれだけやれますよ、東京には負けてませんよ、地方だっていいところですよ」って言ってるんです。地域振興とか街おこし的なフレーズも含めてね。
ただ、実際にはこの映画にあるように、過疎化とか深刻な問題が地方には山のようにあるわけで、そういう地方の暗の部分をテーマにしたいってのはありました。いいことばっか言っててもいかんだろうと。
まさしく私も、実家は豊田の山間部の方なんですが、結婚して街中で暮らしてて、実家では母親が一人暮らししてますからね。申し訳ないのですが、実家の方の付き合いとかほとんどやってなくて。そういうことも言わないとと。
そういう意味で、今回は、今までと違ったやり方でやったというのが特徴ですね。
――キャスティングについて
キャスティングは、ほとんどの方をM.I.F.オーディションからしました。オーディションも毎年やっててこれで5回目です。毎回たくさんの方に参加いただいてうれしい限りですね。今回も70人応募がありました。
オーディションをすると、本当にバラエティに富んだ方々が集まってくれてキャスティングできるので、映画の幅が広がりますね。自主製作映画だと、友人知人のつてをたどってキャスティングするのが多いと思うんですが、そうするとどうしても、年齢層とかが限られてくるので。
森男役は、30代男性なんで、オーディションでのキャスティングは難しいかなと思ってたんです。オーディションで一番参加が少ない年齢層なので。でも、近藤さんが参加してくれて、演技もしっかりしてたので、決めました。
近藤さん、実際はものすごくいい人でね、笑顔のさわやかな方なんです。でも今回はそれを封印してもらって「とにかく共感されないように、何を考えてるかわからないように、演技はフラットに、でもどこかひっかかりのある演技を」ってかなり難しい要求をずっとしてました。結構悩まれたと思います。
母親役の柴田さんは、こちらからのご指名です。柴田さんは、私の前2作にの出演いただいてて、いつもチョイ役だったので、いつか主役級でお迎えしたいという気持ちがありまして、今回はその恩返し的な気持ちもあります。シナリオ書いてる時から、ある程度柴田さんを想定してましたしね。
その他の方もうまくはまったなと思います。キャスティングはとても満足してますね。
――リハーサルをたくさんやられたそうですが。
今までと違った形でやりたいもう1つとして、演出をちゃんとやらねばというのもありました。シナリオは、他にもいろいろ書かせてもらったりして、それなりに評価もいただいて、書けるなという自信もあって、それからロケ地はね、いいロケ地を探す才能みたいなものがあるんですよね私、ちょっと自慢なんですが。
ただ、前2作を見直すと「演出できてねーな、俺」ってのがありまして、演出間違ってるところがいっぱいあるんですね。それで、とにかく次は演出ちゃんとやらねばと。もっとやれるだようと。なので、リハーサルをじっくりやろうと。
前2作は、えーと、2日くらいメインのところをリハしたくらいで撮影に臨んじゃったんですが、今回は、5日間やりました。すべてのキャストで一通りやりましたね。本当はもっとやりたかったんですが、仕事が忙しくなっちゃいまして、ひと通りしかできませんでした。ここはちょっと悔やんでます。
完成品を観て、演出間違ったな、というところは大分少なかったと思います。もっとずるずると狂気の演技を引き出せたかなぁと思う部分もありますが、自分なりにも及第点はあげられるかなと思ってます。
小坂本町一丁目映画祭の後の交流会の時に、ある上映監督から「演出よかったですよ」って言われてうれしかったですね。
――撮影は、いかがでしたか?
小さな編成でってことで、今回はメインスタッフは3人でやりました。私と撮影の原田君と助監督・音楽の蘭君。撮影時はそれに録音やその他に来てもらったりして、でも基本は5~6人くらいのスタッフ編成でやりました。
だから、撮影面は原田君にがんばってもらいました。照明も兼務でしたし、ドリーやクレーンやりたいって要望したら、手作りで作ってくれたんですよ。
合成も原田君がやってくれたし、技術面での原田君の功績は大きいですね。原田君とはテレビのドラマとかでは一緒にやってるんですが、映画として組むのは初めてなんです。もう企画が通った段階から撮影は原田君でと決めてましたので、こういう画が撮りたいって話はだいぶ前からしました。
テスト撮影やロケハンもかなりやってくれましたね。
だから、撮影はかなりスムーズでした。撮影が押したことってほとんどなかったんじゃないかな。大体予定より早く終わって、ゆっくり晩飯食べれましたから。
ちょっと話は変わりますが、今回シナリオも全然書き直してないんです。M.I.F.作は、いろんな人の意見を聞いて、徹底的にシナリオを練るというのがコンセプトなんですが、今回は、申し訳ないけど自分のやりたいようにやらせてくれ、って言ってシナリオも2稿を決定稿にしてます。誰の意見も聞かず自分のやりたいようにやらせてもらいました。初稿のスルッと思いついた勢いを生かしたかったというのもありますし。
シナリオ練っていくと、意味とかテーマがしっかりと見えてくるというか、見ざるを得なくなるんですが、今回はそのあたりはあまりつきつめないで、多分に感覚的でしたね。
例えば、森男がマスターベーションでハサミを使ってますが、あれも、ちょっとやってみようかって感じで使ってます。まあ、一応、ハサミとかマチ針とか、母親から離れられない象徴として使ってますが、それ以上の意味は考えなかった。
そしたら、映画を観たいろんな人から「あれは、こういう意味でしょう?」とこちらが考えてもいなかったことを色々言われて、「へえ、そういう解釈もあるのか」って逆に納得したりして。そういう意味では、こっちがつきつめなかった分、広がりのある映画になったのかなぁと思ってます。
ラストシーンなんかもね「よくわからない」とも言われましたが、まあ、それぞれで考えてくださいって感じで。
だから、原田君も、蘭君も、その辺は「これ、どういう意味ですか?」なんて言わずに、ついてきてくれたので、ありがたかったですね。
音楽も、蘭君に、とりあえず何曲かアンビエントなやつ作ってよって言って、5曲くらい作ってくれて、それが結構ぴたっとはまったので、追加でお願いすることはなかったです。
そういう意味でも小編成のスタッフワークはうまくいったかなと思ってます。
――最後に、映画をご覧の方にメッセージを。
そうですね、この映画って、過疎化とか晩婚化とか重いテーマを含みつつも、一応ホラーっていうエンターテイメントとして作りましたので、あとは見る人それぞれで違った見方をしてくれればと思います。
映画で描かれてる以上の裏の意味とかメッセージは特になくて、森男っていう男の佇まいだけを映し撮ろうということしか考えてませんでしたから。
なので、いろんな楽しみ方をしてもらえれば、それだけでうれしいです。
M.I.F.では、毎年製作映画の企画コンペをやるんです。次のM.I.F.作を決めるための。メンバーなら誰でも企画提出できて、メンバーみんなで決めます。
で、2008年の時に、自分も1つ出すかな、企画の本数が少ないとさみしいので賑やかしでと。それで、当時職場が山間部の方で、仕事から車で帰る30分くらいの間でなんとなく考えたんですね。山の中を車が走るイメージで。そしたらなんとなくすっとストーリーができたんです、終わりのオチまで含めて。ああ、いい感じだなぁ、と企画書を出した。
その時の企画会議では、最終の3本には残って、初稿を書いて(これも案外スルスルっと書けて)、でも結局次回作には決まらなかったんです。でもね、なんか今までの自分の作品と違って、とてもニュートラルにポッと企画やシナリオも書けて、段々「これやりたいなぁ」という気持ちが強くなりまして、次の年にもう1回企画提出して、それで製作が決まったんです。
――本作のコンセプト、特徴は?
私の過去2作は、『箱』『少したのしい』となるんですが、今回は、過去2作とまったく逆のやり方でやりたいってのは大きなコンセプトでした。
製作面と内容面と両方あるのですが、製作面においては、過去2作は、M.I.F.を設立して、よりクオリティの高い作品作りのために、プロデューサーを立てるとか、スタッフを分業制にするとか、シナリオをちゃんとみんなで練るとか、そういうコンセプトでやってきたんですね。それでその成果は十分あった。いろんな監督が作ってもM.I.F.作としてある程度のクオリティは保てるというかね。
前作の『少したのしい』はその集大成的でして、スタッフは人材育成も兼ねて各担当にメインと助手といて、キャストも多くて、ロケ地も地元製作っていうことで色んな場所で撮影しまして、キャストスタッフ合わせると常に30人くらいいて、1日に撮影が何ヵ所もあって大移動するっていう自主映画にしてはかなり大きなパジェットだったんです。
ただ、パジェットが大きくなると、どうしても撮影がタイトになるし、自由がきかなくて「ああ、こういいう大きいパジェットはしばらくやらなくていいな」と思ったんです。だから、次回作はとにかく小さくて小回りの利く形にしたいというのはありました。
内容については、企画を思いついた段階では、私は色んなジャンルの映画をやってみたいってのがあって、今までやったことのないホラーっていうかサスペンス感のあるものがやりたいってのがあった。
それとね、これは多分にあとづけなんですが、自分たちの映画製作やその他の活動をアピールする時に、「地方でもこれだけやれますよ、東京には負けてませんよ、地方だっていいところですよ」って言ってるんです。地域振興とか街おこし的なフレーズも含めてね。
ただ、実際にはこの映画にあるように、過疎化とか深刻な問題が地方には山のようにあるわけで、そういう地方の暗の部分をテーマにしたいってのはありました。いいことばっか言っててもいかんだろうと。
まさしく私も、実家は豊田の山間部の方なんですが、結婚して街中で暮らしてて、実家では母親が一人暮らししてますからね。申し訳ないのですが、実家の方の付き合いとかほとんどやってなくて。そういうことも言わないとと。
そういう意味で、今回は、今までと違ったやり方でやったというのが特徴ですね。
――キャスティングについて
キャスティングは、ほとんどの方をM.I.F.オーディションからしました。オーディションも毎年やっててこれで5回目です。毎回たくさんの方に参加いただいてうれしい限りですね。今回も70人応募がありました。
オーディションをすると、本当にバラエティに富んだ方々が集まってくれてキャスティングできるので、映画の幅が広がりますね。自主製作映画だと、友人知人のつてをたどってキャスティングするのが多いと思うんですが、そうするとどうしても、年齢層とかが限られてくるので。
森男役は、30代男性なんで、オーディションでのキャスティングは難しいかなと思ってたんです。オーディションで一番参加が少ない年齢層なので。でも、近藤さんが参加してくれて、演技もしっかりしてたので、決めました。
近藤さん、実際はものすごくいい人でね、笑顔のさわやかな方なんです。でも今回はそれを封印してもらって「とにかく共感されないように、何を考えてるかわからないように、演技はフラットに、でもどこかひっかかりのある演技を」ってかなり難しい要求をずっとしてました。結構悩まれたと思います。
母親役の柴田さんは、こちらからのご指名です。柴田さんは、私の前2作にの出演いただいてて、いつもチョイ役だったので、いつか主役級でお迎えしたいという気持ちがありまして、今回はその恩返し的な気持ちもあります。シナリオ書いてる時から、ある程度柴田さんを想定してましたしね。
その他の方もうまくはまったなと思います。キャスティングはとても満足してますね。
――リハーサルをたくさんやられたそうですが。
今までと違った形でやりたいもう1つとして、演出をちゃんとやらねばというのもありました。シナリオは、他にもいろいろ書かせてもらったりして、それなりに評価もいただいて、書けるなという自信もあって、それからロケ地はね、いいロケ地を探す才能みたいなものがあるんですよね私、ちょっと自慢なんですが。
ただ、前2作を見直すと「演出できてねーな、俺」ってのがありまして、演出間違ってるところがいっぱいあるんですね。それで、とにかく次は演出ちゃんとやらねばと。もっとやれるだようと。なので、リハーサルをじっくりやろうと。
前2作は、えーと、2日くらいメインのところをリハしたくらいで撮影に臨んじゃったんですが、今回は、5日間やりました。すべてのキャストで一通りやりましたね。本当はもっとやりたかったんですが、仕事が忙しくなっちゃいまして、ひと通りしかできませんでした。ここはちょっと悔やんでます。
完成品を観て、演出間違ったな、というところは大分少なかったと思います。もっとずるずると狂気の演技を引き出せたかなぁと思う部分もありますが、自分なりにも及第点はあげられるかなと思ってます。
小坂本町一丁目映画祭の後の交流会の時に、ある上映監督から「演出よかったですよ」って言われてうれしかったですね。
――撮影は、いかがでしたか?
小さな編成でってことで、今回はメインスタッフは3人でやりました。私と撮影の原田君と助監督・音楽の蘭君。撮影時はそれに録音やその他に来てもらったりして、でも基本は5~6人くらいのスタッフ編成でやりました。
だから、撮影面は原田君にがんばってもらいました。照明も兼務でしたし、ドリーやクレーンやりたいって要望したら、手作りで作ってくれたんですよ。
合成も原田君がやってくれたし、技術面での原田君の功績は大きいですね。原田君とはテレビのドラマとかでは一緒にやってるんですが、映画として組むのは初めてなんです。もう企画が通った段階から撮影は原田君でと決めてましたので、こういう画が撮りたいって話はだいぶ前からしました。
テスト撮影やロケハンもかなりやってくれましたね。
だから、撮影はかなりスムーズでした。撮影が押したことってほとんどなかったんじゃないかな。大体予定より早く終わって、ゆっくり晩飯食べれましたから。
ちょっと話は変わりますが、今回シナリオも全然書き直してないんです。M.I.F.作は、いろんな人の意見を聞いて、徹底的にシナリオを練るというのがコンセプトなんですが、今回は、申し訳ないけど自分のやりたいようにやらせてくれ、って言ってシナリオも2稿を決定稿にしてます。誰の意見も聞かず自分のやりたいようにやらせてもらいました。初稿のスルッと思いついた勢いを生かしたかったというのもありますし。
シナリオ練っていくと、意味とかテーマがしっかりと見えてくるというか、見ざるを得なくなるんですが、今回はそのあたりはあまりつきつめないで、多分に感覚的でしたね。
例えば、森男がマスターベーションでハサミを使ってますが、あれも、ちょっとやってみようかって感じで使ってます。まあ、一応、ハサミとかマチ針とか、母親から離れられない象徴として使ってますが、それ以上の意味は考えなかった。
そしたら、映画を観たいろんな人から「あれは、こういう意味でしょう?」とこちらが考えてもいなかったことを色々言われて、「へえ、そういう解釈もあるのか」って逆に納得したりして。そういう意味では、こっちがつきつめなかった分、広がりのある映画になったのかなぁと思ってます。
ラストシーンなんかもね「よくわからない」とも言われましたが、まあ、それぞれで考えてくださいって感じで。
だから、原田君も、蘭君も、その辺は「これ、どういう意味ですか?」なんて言わずに、ついてきてくれたので、ありがたかったですね。
音楽も、蘭君に、とりあえず何曲かアンビエントなやつ作ってよって言って、5曲くらい作ってくれて、それが結構ぴたっとはまったので、追加でお願いすることはなかったです。
そういう意味でも小編成のスタッフワークはうまくいったかなと思ってます。
――最後に、映画をご覧の方にメッセージを。
そうですね、この映画って、過疎化とか晩婚化とか重いテーマを含みつつも、一応ホラーっていうエンターテイメントとして作りましたので、あとは見る人それぞれで違った見方をしてくれればと思います。
映画で描かれてる以上の裏の意味とかメッセージは特になくて、森男っていう男の佇まいだけを映し撮ろうということしか考えてませんでしたから。
なので、いろんな楽しみ方をしてもらえれば、それだけでうれしいです。
Posted by みふだいひょう at
00:46
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